私の会社の先輩が、自分の幼馴染の漁師さんが釣った魚を販売するサイト、「一本釣り漁師の直販 北前三国オンラインショップ」(https://kitamae392.thebase.in/)をオープンしたので、早速そこで魚の開きを買ってみました。そして、届いた開きを家族で焼いて食べたところ、とても美味しかったので、紹介したいと思います。
福井県の三国にて、単身「神力丸」で日本海に乗り出し、一本釣りにこだわる海の男である「ノッコ船長」が釣った美味しい日本海の希少高級魚を、鮮度を保ったままで鮮魚、冷凍切身、開きにして販売しています。そして、その魚を販売するための直販サイトは、私の先輩である「管理人カエイ」が運営しています。販売している魚は、一般の市場にはあまり流通していない越前三国の特選の魚ばかりですので、とても価値があると思います。
今回私が購入したのは、夢キンキ(ユメカサゴ)という魚で、ノドグロなどと同様に味は抜群の高級魚の開きでした。1匹まるごと20センチ強あり、家族で箸をつつき合いながら食べました。柔らかい脂の乗った身は、ホクホクしていてすごく美味しかったですし、頭や骨の周りなどにある身も、すべてほぐして食べてしまいました。普通の開きであれば、簡単には身が骨や軟骨から離れずに食べにくいようなところも、新鮮な魚だからか、身がホロリと取れました。塩加減もちょうどよくて、私は何も調味料を使わずに食べてしまいました。
これまで私は魚の開きの味は、同じ魚であればどれも変わらないと思っていました。魚を開いて加工するだけなので、どれも同じような味わいになると思っていましたが、実は、そうではなかったのです。魚の開きといっても、魚とその加工方法によって味に大きな違いが生まれるようです。そして、今回購入した魚の開きは、私が今まで食べてきた魚の開きとは全く違うおいしい魚の開きだったのです。
つまり、それはノッコ船長の作る魚の開きは、釣る魚とその加工処理が他とは違うからだそうです。ノッコ船長は、漁に出る日の天候や海の状態から、その日一番の漁場を選び、その漁場にいるその日の旬の魚を一本釣りで釣ります。そして、その釣った魚をとても新鮮なうちに「開き」や「切身」に調理加工後、マイナス50℃で冷凍し真空パックにすることで、最高品質の食材をお届けすることが出来るようになったそうです。だから、このようにして作った魚の開きが、他の開きとは違っておいしいかったのです。
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