これまで読んできた本について、読んだあとに書き留めたことなどをもとに改めて一言ずつ書いてみます。
自由人の脳みそ 高橋歩(著)
様々なビジネスや活動を手掛ける著者により人生を楽しむためのヒントが書かれている。
ゼロからイチを作り上げることが好きな著者ならではの考え方が綴られており、自分の心に従って生きることは大切だと思う。
個人的には、「人生は短い、やりたくないことをやっている暇はない」という言葉が響いた。
そして市場は続く 橋本倫史(著)
那覇の牧志公設市場が建て替えられる4年間に、市場に関わる人たちを著者が取材をした記事が元になっている。
この間に市場の移転だけでなくコロナ禍も重なり、市場の人たちには大変な状況が続くが、それでも市場は店や人が入れ替わっても続いていく。
牧志公設市場のような相対売りができる市場はこれからも残っていくのではないかと思う。
地獄遊覧 エドワード・ブルック=ヒッチング(著)
地獄や天国に関する様々な図画が収められている。
人が死後の世界に思いを馳せるのは当然だと思うが、天国だけではなく、地獄のような世界を思い描くのは、なぜだろうと思う。
人は戒めがないと正しい行いができないという考えがあったからかもしれない。
小説で読みとく古代史 周防柳(著)
日本の古代史、邪馬台国から孝謙女帝までを題材にした小説を紹介しながら、その歴史を考察している本。
歴史小説では、作家がその歴史に対して自説を展開しているともいえるので、いろんな小説を読むことで諸説を楽しむことができる。
それらに触れて改めて古代史を見直すのもおもしろそうだ。
イラストで学ぶ世界を変えたコンピュータの歴史 レイチェル・イグノトフスキー(著)
計算をするための道具や機械を含めて、コンピュータの歴史を楽しいイラストを交えて解説している。
ENIACと呼ばれる世界初の汎用コンピュータのことなどはシステムに携わる仕事柄知っていたが、それ以前や最近のことも含めて改めて勉強になることばかりだった。
わかりやすいイラストで説明してあるので、楽しく読むことができた。
たとえ明日終わったとしても「やり残したことはない」と思える人生にする 杉村貴子(著)
著者の夫が「やり残したことは次々と出てきてきりがないけれど、やり残したことはない」と最期に遺した言葉をきっかけに幸せについて考えるための質問が記されている。
人は行動したことより、行動しなかったことを後悔するほうが強いと思うので、本のタイトル通りの人生にしたいと思う。
やりたいことがあるのなら、少しずつでも今からできることを実行していくべきだろう。