これまで読んできた本について、読んだあとに書き留めたことなどをもとに改めて一言ずつ書いてみます。
新地政学入門 高橋洋一(著)
世界の国々が領土を巡ってなぜ戦争が起こってきたのか、中国、ロシア、ヨーロッパ、アメリカの戦争の歴史を通して解説している。
これらの大国や地域が何を求めてきたか、そして今何を求めているのかが理解でき、いま世界各地で起こっている紛争の背景が理解できた。
現状を考えると、日本もいつ紛争に巻き込まれるか予断を許さないと思う。
歩く マジで人生が変わる習慣 池田光史(著)
歩くことは健康や仕事に良いというよりは、歩かないことで心と体に様々な不具合が起きていると著者は主張する。
歩かずに座ることは新しい喫煙でもあるという有名な言葉は、普段座って仕事をしている自分にとっては、とてもショッキングである。
また、本来の足の機能を活かす靴についても解説されていて、自分の足のことを考えるともっと靴を選ぶべきだと思った。
未来の年表 業界大変化 河合雅司(著)
人口減少社会である日本の企業や行政などの仕事の現場で、将来どのようなことが起きるか著者が解説している。
少子高齢化で人口が減るだけでなく、個々の消費量も減ることは重要な視点だ。
これからの企業は顧客数ベースの拡大路線を見直し、新たな成長モデルを考えなければならないだろう。
また、医療の需要は増える一方かと思っていたが、すでに地方を中心に患者不足が始まっているらしい。
いずれにしろ、あらゆることに転換が求められているようだ。
反応しない練習 草薙龍瞬(著)
僧侶である著者が、どんな悩みでも解決することができるブッダの超合理的な考え方について解説している。
誰でも人生において何らかの悩みを抱えるものだが、そのすべての悩みを解決する根本的な方法は、ムダな反応をしないことだ。
このようなブッダの考え方は、何かを信じるというよりも、誰でも実践できる実用的で合理的な考え方だといえるだろう。
鬼神の檻 西式豊(著)
ある村で大正、昭和、令和のそれぞれの時代に奇怪な殺人事件が発生するホラーミステリー小説。
最初は横溝作品に出てくるようなおどろおどろしい事件が起こるが、時代を経るにつれてミステリーの要素も強くなってくる。
最終的にどんな結末になるのかと読み進めていたら、ある意味予想を裏切るような展開だった。
ことばの番人 高橋秀実(著)
文章を校正する人たちの仕事などを紹介している。
校正とは文章の間違いを指摘することではなく、基本は原本と印刷物を照合することらしい。
ただし、この照合する仕事がとてつもなく細かいし、普通ならそこまでこだわらなくてもと思うところまで徹底的にやる。
また、ことばよりそれを構成している文字ひとつひとつに対する向き合い方がハンパない。
自分にとっては、これはすさまじい仕事だ。
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