これまで読んできた本について、読んだあとに書き留めたことなどをもとに改めて一言ずつ書いてみます。
入門シュンペーター 中野剛志(著)
創造的破壊、イノベーションの理論を広めたシュンペーターについての入門書。
シュンペーターの理論を元に日本経済が長く停滞することになった理由などについて解説している。
そして、どのようにすればイノベーションを起こすことができるかに関する従来の考え方とは異なる主張については大変興味深い。
なぜヒトだけが幸せになれないのか 小林武彦(著)
幸せとは死からの距離が保てている状態であると著者は生物学的な観点から定義する。
強靭な体を持たないヒトが生きてこられたのは社会性があるからで、本来助け合ったり分かち合うことは死から遠い、つまり幸せな状態になるために必要なことである。
しかし、現代では私的財産や個人主義などで、その社会性を発揮できないことが、幸せを感じにくくなっている原因なのではないかと思う。
すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる 荒俣宏(著)
自分が好きなことは、それが役に立つかどうかは関係なくやり続ける。
それで何か失敗しても、人生を豊かで楽しいものにしてくれる。
また、はじめは興味関心がなくても、やってみると好きになることもある。
著者が自分の体験を交えながら、好きなことをとことん勉強することを勧めている。
確かに、自分が好きなことは時間を忘れてできるものだ。
人形のアルファベット カミラ・グルドーヴァ(著)
奇想天外なモノや生き物が出てくる幻想的な物語の短編集。
登場人物はいずれもとても悲惨な状況の中で描かれている。
このような発想はどのようにして著者の頭の中に出てくるのだろう。
#100日チャレンジ 大塚あみ(著)
大学生の著者がChatGPTに出会い、毎日連続で100本のアプリを作った過程をまとめた本。
怠け者の著者がレポート課題をサボるためにChatGPTを使い始め、ChatGPTでアプリをプログラミングすることにハマっていく。
そして、作ったアプリを100日連続でXに投稿するチャレンジを開始する。
ChatGPTを使いながら、ほぼ独学でアプリを作り、プログラミング技術を向上させていくところはすごい。
AIの使い方の一つの参考例だと思う。
島まみれ帳 ミロコマチコ(著)
絵描きである著者が奄美大島に移り住み日々の暮らしを描いている。
離島への移住というとマイペースで自給自足的な生活をイメージするが、実際は島の人達との濃密なふれあいがある。
それを面白く思う著者は島の暮らしに向いているのだろう。
また都会とは違い、島の人たちは自然とともに生きている感覚を持っているみたいだ。
もっと詳しく知りたい方へ
・関連ブログ記事
・各種オンラインコース
・Udemyオンラインコース・クーポン
・無料プレゼント(情報セキュリティ関連資料)
皆様のお役に立つ情報をご提供しています。
ぜひ、こちらもご覧ください。