過去に読んだ本:一言書評・読書ログ-90
これまで読んできた本について、読んだあとに書き留めたことなどをもとに改めて一言ずつ書いてみます。
公益資本主義 原丈人(著)
会社は株主のものという英米流の株主資本主義は限界を迎えている。
これからは、会社は社会の公器という考え方に基づいた新たな資本主義のあり方が求められていると著者は主張する。
会社を構成する様々なステークホルダー、株主、従業員、取引先、顧客、更に地域社会などに公平に利益は配分されるべきという公益を会社は追求するべきだ。
日本人の自分としては、この考え方はとてもしっくりくる。
生きづらい明治社会 松沢裕作(著)
日本が近代化していく明治時代は人々にとってとても厳しい社会だったと著者は説く。
江戸時代は身分制社会だったため、就くべき職業が決まっていたが、明治になりいきなり自由になったが、競争社会で生きていかなければならなくなった。
現代ほど福祉も充実していなかったので、大変だっただろう。
ただし、今よりは地域社会での助け合いがあったかもしれない。
ええかげん論 土井善晴、中島岳志(著)
「ええかげん」という大阪の言葉をもとに二人が料理を中心に語り合う。
何でも損得で考えるのではなく、もっと融通を利かせる「ええかげん」ということが大切なのではないか。
また、日本の料理は素材を活かす「和える」が基本だという。
日本では人間の力で自然以上のものを作ろうという発想がないことは、全くそのとおりだと思う。
情熱 桜木紫乃(著)
60代前後の男女を描く物語の短編集。
若い男女とは違い経験を重ねた人たちが抱く思いや感情は味わい深いものがある。
自分もその年齢に達して共感できることもあるし、そんな思いもあるのだなと気づくこともある。
海の聲をきく 古見きゅう(著)
水中写真家である著者による海の生き物の写真集。
クジラやサメのような大きな生き物から、目を凝らさないと気づかないような小さな生き物まで、著者が何年もかけて撮影した写真が並ぶ。
海の様々な生き物の豊富さに圧倒される。
人間には思い及ばないような自然の奥深さを感じる。
ひとつむぎの手 知念実希人(著)
大学病院に務める心臓外科医である主人公をとりまくミステリー。
大学病院の医局という一般人には事情の知れない世界で起こる出来事には驚くことが多いが、これも一般社会でもあり得ることのように思える。
そんな中で主人公の行動は医者とはどうあるべきかを示しているように思う。
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