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書評・読書ログ:繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史:マット・リドレー

繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

マット・リドレー(著)、太田直子、鍛原多恵子、柴田裕之(訳)、早川書房

これまで人類がどのように繁栄してきたか、つまり物質的に豊かになってきたかを、人類誕生から現代までを振り返っています。

今日基本的には、裕福な人達だけではなく、人類全体として豊かになってきています。すなわち、生活をする上での基本的な欲求は、満たされてきているようです。それに伴い、人々の幸福感も高まっているそうです。そして、著者は未来についても、この繁栄が続くと楽観的に見ています。

しかしながら、このように人類の歴史を捉えることは、確かに世界の見方の一つなのでしょうが、私としては違う見方も存在するし、果たして楽観的でよいのかとも思います。

以下に、本書で記述されていることで、私の気づきになったり、興味を引いた点など挙げてみます。

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