企業活動・法務について勉強しました
企業活動と法務の基礎知識として、次のような項目について学習しました。
- 企業会計
財務諸表
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- 貸借対照表(B/S):すべての資産・負債・資本を記載したもの。資産=負債+資本
- 損益計算書(P/L):すべての収益と費用を記載し、算出した利益を示したもの。売上総利益、営業利益、経常利益
- キャッシュフロー計算書:資金の流れを「営業活動」「投資活動」「財務活動」の領域で示したもの
利益=売上高―(固定費+変動費)
損益分岐点=固定費÷(1-変動費率)、変動費率=変動費÷売上高
在庫の評価方法:先入先出法、移動平均法、総平均法
- 知的財産権
特許権:コンピュータソフトウェアを活用した新しいビジネスの仕組みを対象にしたビジネスモデル特許がある
意匠権:製品などのデザインを保護
商標権:商品名やロゴなどの商標を保護
著作権:コンピュータプログラムやマニュアル、ウェブページなどの著作物も著作権の対象
- 関連法規
労働基準法:労働条件を定めた法律、労働時間の労使協定(36協定)
派遣:雇用関係と指揮命令関係が切り離されている形態
請負:請負企業が発注企業から業務を請け負う形態、期間を限って責任を負う瑕疵担保責任
不正競争防止法:営業秘密として管理されている情報を保護
個人情報保護法:個人の権利利益が侵害されないように、個人情報の適切な取り扱いを目的とした
公益通報者保護法:公益のために内部告発した労働者を保護する
不正アクセス禁止法:不正アクセス行為を禁止して罰則規定を定めている
ISO(国際標準化機構):品質や環境などに関する国際規格
- 品質管理(QC)
特性要因図(フィッシュボーン図):原因と結果の関連を体系的にまとめる
散布図:プロットした点から二つの特性間の相関関係を判断する
パレート図:データを項目に分類して重点項目を把握する(ABC分析)
ヒストグラム:データを区間に分類してばらつきを見る
学習をしての気づき
まずは一般的な会計知識が問われます。それらをもとにした計算問題が出題されますので、事前に過去問題などを解いて慣れておくことが望ましいと思います。私自身は、損益分岐点の計算や在庫の評価方法などの業務に普段携わることなどないので、問題を解くときに少し戸惑いました。
知的財産権や関連法規については、正しく理解をしておかないと日頃の業務でも問題が起こる可能性があると思いますので、今回改めて学習することにより非常に役に立ちました。
品質管理の各手法については、日頃の業務で使用することもあるので、問題なく理解ができました。それぞれの特徴や使用目的が整理できましたので、今後の分析に役立つことと思います。