IT入門お役立ち情報：情報セキュリティマネジメント試験受験編（その1）

情報セキュリティマネジメント試験を受験することにしました

昨今情報セキュリティに対する注目は増すばかりで、情報セキュリティのエキスパートを求める声が高まっています。特に組織などで情報システムを利用する立場でありながら、情報セキュリティの確保や改善を統率できる能力を持つ人材が必要とされています。

「情報処理技術者試験」については、私自身過去にいくつかの試験にチャレンジしてきましたし、情報セキュリティ関連の「情報セキュリティアドミニストレータ試験」もかなり昔に受験しました。しかし、その後各試験区分や資格名などは年を経るとともに変化していき、情報セキュリティに関する試験も近年大幅に変わってきました。

私自身は「情報セキュリティアドミニストレータ試験」に合格した後に、管理的な仕事が増えてきたことや、数年前にシステム部門からユーザ部門に異動になったこともあり、システム部門でのセキュリティの現場での実務的な業務から、ユーザ部門でのセキュリティを確保していく業務に移っていき、情報処理技術者試験はしばらく意識をしていませんでした。

ところが、最近自分の部署での仕事に役立てるために、同僚や後輩とIT関連の基礎知識を勉強する機会があったので、改めて情報処理技術者試験に関する参考書などに触れることになりました。すると、私が受験した頃とは技術も進歩・変化していますので、インターネットをベースにした内容に変わっていたり、セキュリティに関しても次々と新たな技術が出てきていました。

そこで、私自身のこれまでのシステム部門やユーザ部門での仕事で習得した情報セキュリティに関する知識や経験などを整理するのと同時に新しい技術も習得する目的で、ITの専門家ではなくITを利用する立場で、情報処理技術者試験の「情報セキュリティマネジメント試験」を受験することにしました。これから、試験勉強を始めて今年の春期の試験には受験したいと考えています。具体的には、「ニュースペックテキスト情報セキュリティマネジメント、TAC出版（著）」という参考書をもとに、次のとおり、各分野を順番に勉強していき試験を迎えたいと思います。