IT入門お役立ち情報:情報セキュリティマネジメント試験受験編(その8)

関連分野のストラテジー系について勉強しました

ストラテジー系の基礎知識として、次のような項目について学習しました。

  • システム戦略・企画

全体最適化計画:個々の戦略を部分的に最適化するのではなく、全体として最適な状態を目指す。

CIO(Chief Information Officer):組織における情報システムに関する最高責任者。情報戦略の策定と情報システムの計画・実行を統括する。

BPR(Business Process Re-engineering):ビジネスプロセスや業務フローを根本的に見直し、業務の再構築を行う。

共通フレーム:ソフトウェアの構想から開発、運用、保守、廃棄までの各段階で、どのような作業が必要か、作業の役割は何かを規定。

ASP(Application Service Provider):インターネットなどを利用して、アプリケーションサービスを提供する事業者

SOA(Service Oriented Architecture):業務システム全体を個々の業務プロセス(ソフトウェア部品)の集合とみなす考え方。

  • 企業活動

BCP(Business Continuity Plan):災害発生時の事業継続計画

QC七つ道具:特性要因図(ある特性の要因を分析するのに用いる魚の骨のような図)、散布図(2変数間にどのような関係があるかを分析する図)、管理図(工程に異常があるかどうかを検証するために用いられる)、パレート図(ABC分析などで使用する棒グラフと折れ線グラフからなる図)など

データマイニング:大量のデータを分析し、データ間の規則性や関係性を見つける技法

財務諸表:貸借対照表(決算日などにおける財務状態を表す)、損益計算書(会計期間における経営成績を表す)、キャッシュフロー計算書(会計期間中の現金の流れを表す)など。

減価償却:固定資産の費用を複数年に割り振って費用化すること。

学習をしての気づき

企業での情報システムの役割や戦略的な活用について、改めて意識をするような問題です。また、そのシステム戦略をどのように構築していくかについて、具体的な手法などを問われます。

この分野では基本的に各用語の意味を理解していれば、解ける問題が多いと思いますので、各用語を覚えることができればよいかと思います。

私自身は、ASP、BCPやQC七つ道具から財務関連用語まで、これまでの業務で携わってきた用語が多かったので、比較的容易に学習を進めることができましたが、それぞれの用語の復習・整理になりました。

追記:2020年3月24日に、令和2年度春期情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験の取りやめ(中止)が発表されました。この試験に向けて勉強してきたので、受験できないのは大変残念ですが、今後の試験や自身のスキルアップのためにも受験勉強は継続していきます。

Follow me!

あなたのご意見をお知らせください。