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美術鑑賞-5:大英博物館ミイラ展

albertrによるPixabayからの画像

神戸市立博物館で開催されていた「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」を見に行ってきました。

大英博物館ミイラ展

本展では、ロンドンの大英博物館が所蔵している6体のミイラが来日しています。そのミイラにCTスキャンを用いて画像解析を行った結果、年令や性別だけではなく、彼らの社会的な立場やその当時の暮らしまでを解明しています。以前はミイラを解剖などして調査をするしかなかったようですが、現代の技術ではミイラを破壊することなく調査ができるのは大変な進歩なのだと思います。

彼らの健康状態やどんな病気を患っていたかも分かるようで、当たり前ですが、彼らも生身の人間だったと実感します。特に、当時は硬い食べ物が多かったせいか歯が摩耗していたり、歯の病気を患っていたりと、現代の我々でも同じように悩まされることは一緒だなと思いました。

私はこれまで、ミイラになった人たちは王族や貴人だけなのかと思っていましたが、今回のミイラは役人や神官、女性や子供まで様々な人たちです。古代エジプトではミイラ作りは特別なことではなく、かなり一般的だったのでしょう。ただし、彼らはやはり当時のエリートや裕福な人たちではあったそうです。

ミイラにまつわる装飾品なども多数展示されていましたが、どれも当時の形状をほぼ保っており、色も鮮やかでとても二千年以上前のものとは思えませんでした。当時の人たちが見たのとほぼ同じものを現代の私たちも見られるのは、幸運なことだと思います。

2019年に日本の調査団が発見した新しい遺跡に関する展示もありました。現在も発掘調査中で、コロナ禍もありこれまであまり調査が進んでいなかったようですが、今後何か新しい発見があるかもしれません。

今回の展示会では、古代エジプトの人たちの暮らしを垣間見ることができました。大人はいろいろな仕事に携わり、子どもたちは球やコマなどのおもちゃで遊んでいたようで、今も昔も人々の社会や暮らしは基本的な部分は変わっていないのかなあと考えたりしました。

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