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書評・読書ログ:読書術シリーズ:どのように読書はするべきなのか(パート3)

私は本が好きで時間があれば本を読んでいますが、はたしてそれが自分にとってどのような意味があるのかと考えたり、せっかく時間を使って読むのなら実のある読書にしたいと思ってきました。そこで、これまで読書に関する本を何冊か読んだので、いくつか紹介したいと思います。

いずれの本でも、読んでインプットするだけではなく、アウトプットすることの重要性を説いています。

本の使い方 1万冊を血肉にした方法 出口治明(著)

本を読むことが大好きな著者自身の本との取り組み方を紹介した本とも言えるでしょう。

「人生の楽しみは、馬の背の上、本の中、そして女性の腕の中」というアラブのことわざを引用して、読書の楽しさを説明しています。

下記に、本に対する愛情・敬意のようなものを感じる著者独特の言い回しを挙げてみます。

読書は格闘技 瀧本哲史(著)

本のタイトルがかなりインパクトありますね。

著者が「書籍を読むとは、単に受動的に読むのではなく、著者の語っていることに対して、本当にそうなのかと疑い、反証するなかで自分の考えを作っていくという知的プロセスでもある」というように、本を読むときは自分の考えと戦わせることが必要だと主張しています。

良書とは批判に値し、乗り越える価値がある本のことであるとも述べています。

この本では、あるテーマについて全く異なるアプローチの本を二冊紹介し、それらについて評論する形式で、その評論のなかでお互いの本が格闘を繰り広げるという組み立てになっているために「読書は格闘技」というタイトルになっています。

そして、読者自身がこの評論を通じて自分のものの見方と戦わせてほしいと要望しています。確かに、本に書いてあることをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の考えと戦わせていくことも必要なのでしょうね。

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