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書評・読書ログ:未来への大分岐:斎藤幸平・編

Ylanite KoppensによるPixabayからの画像

未来への大分岐 資本主義の終わりか、人間の終焉か?

マルクス・ガブリエル、マイケル・ハート、ポール・メイソン、斎藤幸平(著)、集英社

若き経済思想家である斎藤幸平が、下記の知識人たちとの対話を通じて、資本主義と民主主義の危機をどのように乗り越えて未来を作っていくかを探っています。

哲学界のロックスター:マルクス・ガブリエル

革命の政治哲学者:マイケル・ハート

鬼才の経済ジャーナリスト:ポール・メイソン

彼らはいずれも、人類は今まさに大きな分岐点、未来を大きく左右するような選択を迫られていると認識しています。私自身も日本を始め今の先進国と呼ばれている国々では、これまでのような資本主義ではいつか行き詰まるのではないかと思っていましたので、未来にどのような選択肢があるのかについて興味を持って読みました。まだ自分の考えが整理されているわけではありませんが、何らかの行動を起こさない限りは何も変わらないことだけは認識を新たにしました。

以下に、本書で語られていることで、私の気づきになったり、重要だと思った点など挙げてみます。

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