グローバルソリューション - 3
グローバルソリューションは提供されるより作るべき?
グローバル企業で導入するグローバルソリューションは本部・本社が策定・作成することが基本だと思います。つまり、どこかの国がグローバルソリューションを策定して、それをその他の国が導入をするということはあまりないと思います。ではどのようにしてグローバルソリューションが策定されるのでしょうか。
例えば、どこの国でも導入されていない仕事のやり方やシステムをそのままグローバルソリューションとして導入することはリスクを伴いますので、すでにどこかの国で実施されている仕事のやり方やシステムを基本にグローバルソリューションとして策定するか、まったく新しい仕事のやり方やシステムをどこかの国でテストしてグローバルソリューションとして策定することになるかと思います。
そこで、自分の国ですでに実施している仕事のやり方やシステム、つまりローカルソリューションをグローバルソリューションとして策定できれば、その国は苦労せずにグローバルソリューションを導入できることになります。
日本はEコマースの分野では先進的な国ですので、現在私の会社で導入実施しているEコマースのシステムをグローバルソリューションとして策定して、これを他の国に導入するようにしたいと考えています。ただし、それを実現するにはシステムの問題だけではなく社内政治的な問題も解決しないといけないのですが。