IT部門あるある、社内システム部門でよくあること(その10):システム部門をときには褒めよう
システム部門をときには褒めよう
システム部門をときには褒めてあげてください。
例えば、社内でなにか特筆すべき業績があって表彰や発表があるとした場合、大抵は次のようなことではないでしょうか。
- 営業部門の頑張りで売上が大きく伸びた
- 生産部門で素晴らしい製品を作り上げた
- 管理部門で大幅なコスト削減を達成できた
- 会計部門で短期間に正確な財務報告ができた
などなど
ところが、システム部門でシステムを開発したり、安定的に稼働させていても、それは当たり前のことと捉えられて、システムに何か問題があった場合にお叱りを受けるだけということが多いのではないかと思います。つまり、システム部門は社内の他部門と比べると、褒められることがあまりないと思います。
また、システム部門の社内での発言権はあまり強くないとも思います。どうしても、社内では会社のコアとなる業務を担当している部門の声が大きいと思いますし、各部門の力関係というものも存在して、システム部門から他部門に強く意見がしづらいこともあります。そして、システム部門は他部門と比べて出世が遅いということがあると思いますが、それも各部門の力関係というものにつながっているのではないかと思います。
しかし、もしこのような関係が改善されて、システム部門の発言権が大きくなり、昇進も他部門と差がないようになれば、システム部門内のモチベーションも大きく上がり、今以上の貢献が期待できるのではないかと思います。
ユーザ部門(ユ)とシステム部門(シ)のあるあるあったらいい会話
(ユ):「うちの部署の業務に必要なシステムが、いつも問題なく使うことができて本当に助かっているよ。」
(シ):「ありがとうございます。皆さんにシステムを安定的に提供できるように、我々も日々気をつけて運用しています。」
(ユ):「そういえば、今度システム部門長のXXXさんが役員に昇進するらしいね。」
(シ):「そうなんですよ。これはシステム部門の貢献が社内で大きく認められた結果だと思って、みんな励みにしているところですよ。」
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