IT入門お役立ち情報:ITパスポート試験受験編(その4)
システム構成について勉強しました
システム構成の基礎知識として、次のような項目について学習しました。
- 処理形態
- バッチ処理(一括まとめて処理)・オンラインリアルタイム処理(即時に処理)
- 集中処理(一台のホストコンピュータと複数の端末)・分散処理(複数のコンピュータを接続して、分散して処理)
- 二系統システム(二組のシステム、信頼性を高める)
- デュプレックスシステム(一方が待機する)
- コールドスタンバイ:待機系システムを起動して切り替え
- ホットスタンバイ:起動している待機系システムに速やかに切り替える
- デュアルシステム(同じ処理をして照合する)
- デュプレックスシステム(一方が待機する)
- バックアップサイト(DRP・BCP):別の場所にバックアップ用のサイトを設置
- クライアントサーバシステム:ファイルサーバ・メールサーバ・ウェブサーバなど
- シンクライアントシステム:クライアント側のPCの機能を最小限にしたシステム
- サーバ仮想化:一台のコンピュータ上で複数の仮想的なサーバを動作させる
- スケールアップ:仮想サーバに割り当てるリソースを増やす
- スケールアウト:仮想サーバの台数を増やして処理を分散させる
- クラスタシステム:複数のサーバをまとめて一つのサーバのように扱う仮想化技術
- 性能評価
- MIPS(一秒間当たりの命令数)・FLOPS(一秒間当たりの浮動小数点演算回数)
- ベンチマークテスト:測定用の標準的な処理をさせ処理性能を数値化してシステム比較
- スループット:単位時間当たりの仕事量
- ターンアラウンドタイム:処理結果を得るまでの時間、バッチ処理用の指標
- レスポンスタイム:応答時間、オンライントランザクション処理用の指標
- 信頼性
- MTBF:平均故障間隔、稼働している平均時間
- MTTR:平均修復時間、修理している平均時間
- 稼働率:MTBF÷(MTBF+MTTR)
- 直列システムの稼働率:稼働率A ×稼働率B
- 並列システムの稼働率:1-(1-稼働率A)×(1-稼働率B)
- フォールトアボイダンス:構成部品の信頼性を高めて故障の確率を下げる技術
- フォールトトラレンス:障害が起きてもシステムを動かし続けるための対策
- フェールセーフ:故障したとき安全な状態に移行(安全重視)、車
- フェールソフト:故障したとき機能を低下させて運転(縮退運転、継続重視)、飛行機
- フールプルーフ:誤動作が起こりにくい設計
学習をしての気づき
システムの構成に関しては用語が多いので、それらを覚える必要があります。システム関連の仕事をしていない限り、普段の仕事では、いろいろな種類のシステムに接するわけではないですし、システムの構成を意識することはあまりないので、慣れない用語が多いと思います。特に、システムの性能や信頼性を向上させるために、様々な仕組みや用語があります。ただし、私自身は以前の仕事で、BCP(事業継続計画)を担当していたこともあり、それらの用語については復習にもなりました。
また、定番の信頼性に関する計算問題も出題されていますが、計算自体はそれほど複雑ではないので、基本的な計算式を覚えていれば問題ないと思います。
もっと詳しく知りたい方へ
情報セキュリティやIT利活用などに関する様々なコンテンツをご用意しています。
・関連ブログ記事
・各種オンラインコース
・Udemyオンラインコース・クーポン
・無料プレゼント(情報セキュリティ関連資料)
皆様のお役に立つ情報をご提供しています。
ぜひ、こちらもご覧ください。
・関連ブログ記事
・各種オンラインコース
・Udemyオンラインコース・クーポン
・無料プレゼント(情報セキュリティ関連資料)
皆様のお役に立つ情報をご提供しています。
ぜひ、こちらもご覧ください。