グローバル企業あるある、外資系企業でよくあること(その17):本部・本社のガバナンスが強い - 2

本部・本社のガバナンスが強い - 2

グローバル企業は本部・本社にて基本事業戦略などを策定して、それを現地法人が実行していくことが多いと思います。ただし、本部で策定したものがすべての国で適応できるかどうかは別の問題です。

つまり、本部から現地では全くそぐわない事業や業務を始めるようにまたは事業戦略を守るように押し付けられたりもします。この場合はどのようにして断るかを考えなければなりませんが、基本的に本部・本社の権限が大変大きいため簡単には断れません。そのための理由などを理路整然とまとめる必要があります。日本人なら当たり前のこととして理解できることでも丁寧に説明しなければなりません。

しかし、このように説明をしてもなかなか理解・承諾してもらえない場合も多々あります。そのような場合は、指示されている内容がわからないふりをするまたは少しずつでも進めているふりをしたりして実行を引き伸ばす作戦を使ったりすることもあります。そうしているうちに状況が変化し指示が撤回されたり変更されたりして結局やらずに済むこともありますので、辛抱強く対応していると最終的に現場の意向通りにできることもあります。つまり、時が問題を解決することもありますね。

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