IT入門お役立ち情報:情報セキュリティマネジメント試験受験編(その6)
関連分野のテクノロジー系について勉強しました
テクノロジー系の基礎知識として、次のような項目について学習しました。
- システム構成
クライアントサーバシステム:クライアントがサーバに処理を依頼し、サーバがその処理をして応える形態。代表例としては、Webアプリケーションシステムがある。
クラウドコンピューティング:インターネット上にデータを置き、どのデバイスからも利用できるようにする処理形態。
MIPS:CPUの性能を表す指標で、1秒間に実行できる命令数を表す。
スループット:単位時間に処理できる仕事量を表す。
RASIS:信頼性、可用性、保守性、完全性、安全性のシステムを評価する概念。
フォールトトレランス:システム障害が発生しても、システムが停止しないようにする考え方。
- データベース
関係データベース:データを表形式で管理するデータベース
SQL(Structured Query Language):関係データベースを操作するための言語。必要な情報を取り出すことをクエリ(問合せ)とよび、SELECT文が用いられる。
トランザクション:いくつかの処理をまとめた一連の処理単位。
- ネットワーク
LAN(Local Area Network):敷地内や建物内などに敷設したネットワーク
WAN(Wide Area Network):地理的に離れた場所をつなぐネットワーク
通信プロトコル:通信に際して制御のための取り決め(ルール)を定めた規約
インターネット:通信にTCP/IPプロトコルを用い、WWWや電子メール、ファイル転送などの様々なサービスを利用できる。
IPアドレス:TCP/IPネットワーク中で機器(ホスト)を識別するための番号
ポート番号:アプリケーションがデータ通信を行うために割り振られた接続用の番号
学習をしての気づき
この分野は、コンピュータの基礎知識に関する学習です。
情報セキュリティを考える上で、最低限必要な知識が網羅できるように、基礎的な内容が出題されていると思います。
情報セキュリティの技術的な脅威を理解する上では、その前提となる知識を習得しておくことは必要不可欠です。特にネットワーク関連の知識は、情報セキュリティ技術と関連が深いので、しっかりと学習する必要あります。つまり、コンピュータがネットワークに接続されていると、脅威にさらされる機会が随分と増えますので、ネットワークに関する十分な理解が必要です。
私自身は過去にネットワーク構築の仕事にも携わっていたので、これらの学習を通じて自分の知識の復習及び整理になりました。