IT入門お役立ち情報:情報処理安全確保支援士試験受験編(その11)

中盤:記述式試験に向けてトレーニングとして問題集を勉強しました(2)

「2020 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策、三好康之(著)」という問題集で、各章で理解を深めるために紹介されている午後の過去問題について、IPAのサイトからダウンロードして勉強しました。

各章で特にお勧めの過去問題は、問題を読むだけでも、それらの技術に関する基本的なことを学習することができることがわかりました。問題文の中に関連する技術の説明がされていたり、重要な語句は空欄で設問になっていたりしていますので、それらを読んだり解いたりすることで学習できるようになっています。また、問題のタイトルで、どの技術について問いているかがわかりますので、ある程度同じような技術に関する問題をまとめて解くことによって、その技術に対して重点的に学習ができます。

問題を問いたあとに、解答例と自分の解答と答え合わせをしますが、その時には、解答例のキーワードについて注目するようにしました。表現は異なっていても、必要なキーワードが含まれていれば、正解に近づくと思います。また、自分の解答全体の文意も、解答例の文意に沿っているかも合わせて確認をしました。

そして、問題に対する講評がある場合は、それも参照しました。そこには、出題者の意図や解答者に期待していたことが述べられていますので、その問題に対してどのようなことを解答するべきであったかがわかります。それらを読むと、期待する解答については、ヒントが問題文中に記載されていることが、改めてわかりますので、問題文は何度もじっくりと読み込むことが重要だと気づきました。

午後の過去問題を解いていくと、最初は問題文を読み込むのにもかなり時間がかかったり、長文の問題文を読むこと自体が少し苦痛だったりしました。しかし、問題を重ねていくとそのうち慣れてくるもので、長文の問題文を読むこと自体も苦痛ではなくなり、問題文の流れや設問との関係もある程度わかってくるようになりました。つまり、各設問で関連のある重要な問題文の箇所はどのあたりかを、目処をつけることもできるようになりました。

やはり、時間の許す限り、できるだけ多くの過去問題をこなすことが、午後の問題の対策としては、当たり前のことでしょうが、一番大切なのではないかと思います。

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