キャリアの区切り:定年退職をする
2020年12月末日を持って会社を定年退職いたしました。
当初の予定ではあと2年ほど働いてから退職するつもりでしたが、この1年ほどで業務内容も少し変わり、長年勤めてきた会社での私の役目が終わりつつあることを感じていました。経済的なことを考えれば、そのまま会社の留まり少しでも長く働いてから退職したほうが有利なのですが、自分に与えられた今後の人生をどのように過ごすかと考えたら、自分が少しでも元気なうちに自由に使える時間を手に入れることのほうが、自分にとっては大切だと思われました。そのため、思い切って早めに会社を退職して、新たに第二の人生をスタートすることにしました。
ここ2-3年ほど前から、退職したあとのキャリアについては考えてきており、自分としてはどこかの会社に就職するのではなく、個人でできる仕事をしたいと思ってきました。ただし、これまで例えば副業などで具体的に何か個人で仕事をしていたわけではないので、これから自分が誰かのお役に立てる仕事を見つけていこうと思っています。自分のキャリアを考えると、IT分野で、最近では特にセキュリティとEコマースに関して深く携わってきたので、これらの知識や経験を活かして、この分野で困っている方々のお手伝いができないかと思っています。
特にセキュリティについては、自分の知識の整理をするため、また同時に新しい技術も習得する目的も兼ねて、1年ほど前から個人で学習をしてきました。そして、2020年秋期に情報処理技術者試験の「情報処理安全確保支援士試験」を受験して、合格することができました。受験するにあたっては、もちろん新しい知識の習得もしましたが、ベースにはこれまで経験してきたことが本当に役立っていると実感しましたので、改めてこれらを社会に還元することが必要だと思っています。しかしながら、IT分野は技術の進歩がとても早いので、これまでの知識や経験だけにあぐらをかいているわけには行きません。したがって、今後も貪欲に新しい知識を習得しながら、ITを活用したい人たちのお力になれるような仕事をしていきます。