イデココンサルティング:ライフプランのコンサルティングを受けてみた
私の前職での先輩が退職後に、ファイナンシャル・プランナーとして会社を立ち上げました。
そして、私自身がその会社のコンサルティングを受けてみて、大変有益だったので、紹介したいと思います。
私は在職中には、会社を辞めた後にそれなりの資金がいることを意識はしていましたが、あまり詳細な資産運用などは考えたことがありませんでした。実際のところ、会社を退職した後は、収入は退職年金や公的年金を元手にして、支出を見直して節約した生活をすることになりそうだと、これまで漠然としか考えてはいませんでした。
しかし、いざ退職してみると、不明なことが多く、今後どのように生活設計をしていくべきか不安があったので、退職後のライフプランについてコンサルティングをしてもらうことにしました。その結果、次のような点で大変良かったと思っています。
1.ファイナンシャル・プランナーとして、特定の金融機関や保険会社などに所属しておらず、また特定の金融商品などの取引をしていないので、金融機関や保険会社からの独立性が保たれており、私たちにとって公正・中立な提案をしてもらうことができます。この点は大変重要なことだと思います。また、第三者からのニュートラルなアドバイスをもらうことで、私自身の変な先入観やこだわりに気づかせてもらうこともできました。ただし、その反面、具体的な投資や商品の購入は自分の責任で判断をする必要がありますが、自分にとっては勉強になったと思っています。
2.必ずしも短期的な成果を目指す必要はないので、長期的な視点でライフプランに対するアドバイスをもらうことができます。実際に私の場合は、85歳になるまでの資金繰りのシミュレーションをしてもらい、いつ頃にいくらぐらいのお金が必要になるかが明確になり、今からどのような準備をするべきかを考えることができました。例えば、自分のライフスタイルから様々なイベントに一時的な資金が必要だと思われる時期が確認でき、それを賄うために必要な収入の目安も確認することができました。私自身は毎月発生する基本生活費ばかりに意識が行きがちでしたが、一時的な費用と時期について認識することは、ライフプランには欠かせないことだと思いました。
3.今できるアクションについてのアドバイスもあり、早速支出の削減と資産運用を始めることができました。特に、保険のスリム化の提案により、かなりの額の支出を抑えることができました。数年前から保険については見直しをして、自分なりに整理してきたつもりでしたが、改めて保険に対する考え方などを教えてもらい、本当に自分に必要な保険に絞り込むことができ、なおかつ自動車保険については見直しにより保険料の削減をすることができました。また、余裕資金の運用については、何かやらなければいけないとは思っていましたが、資産運用に関する基本的な考え方を教えてもらい、具体的に何を始めればよいかアドバイスをもらうことで、実際に資産運用の第一歩をすすめることができました。
人生100年時代には、これまで以上に長い人生で自分が何をするかを考えることが必要なのと同時に、それを行うために必要な経済的自立をどのように実現していくかを考えることは、これから本当に重要だと思います。そして、それをサポートしてもらうためのこのようなサービスは、今後一層求められるのではないでしょうか。
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