沖縄(パート3):知れば知るほど奥深い
私がとても癒やされる沖縄について、もっと知りたいと思い沖縄で書店に寄ると、沖縄を特集しているコーナーが有り、そこには沖縄に関する本がたくさんありました。そして、沖縄の出版社が作っている、沖縄の文化や風習に関する独自の本も多い事がわかりました。
また、世間では沖縄に関する本を沖縄本と呼んで収集している人もいるようです。私も自宅に帰ってからはなかなか買うことができないと思い、沖縄では沖縄本をついたくさん買ってしまいます。
そんな沖縄に関する本を読んでいくと、自然と過去の歴史に関する知識を得たり、基地問題に関する情報も得ることになります。すると、沖縄が常に南の楽園であったわけではないことや、現在も取り沙汰されている基地問題が簡単に解決できる問題ではないことがよく分かりました。
沖縄は日本本土とは違う独自の歴史と文化を持っています。
歴史的には、琉球時代は独立した国家であったし、明治時代に日本に併合されてからは苦難の歴史があったことがわかりました。特に太平洋戦争末期に沖縄で多くの民間人が犠牲になりました。そして、戦後のアメリカ統治から日本復帰を経ても、基地問題は今なお大きな問題です。
文化に関しては、私自身沖縄の言葉と音楽にとても関心があります。
沖縄の言葉、しまくとぅばと言いますが、本土の言葉とはかなり違っており、私自身はそのまま読んでも聞いても、ほとんど理解できません。しかし、例えば「てーげー(大概)」や「いちゃりばちょーでー(行き逢えば兄弟)」など、言葉の奥にある意味合いは沖縄の人たちの考え方を表しているように思います。
また、沖縄の三線ライブを聴くうちに、沖縄を代表する楽器である三線を自分でも弾きたくなったので、三線を買って独学ですが少しは弾けるようになりました。ギターなどの他の弦楽器と比べると、なんだか素朴な音がするように思います。そして、洋楽のドレミとは違う音階です。三線で弾く曲はもちろん南国らしいアップテンポの踊れる曲もありますが、伝統的な曲はなにか物悲しい響きがしたりします。
このように、沖縄について知れば知るほど奥が深く、私自身興味関心が尽きることはありません。