グローバル企業あるある、外資系企業でよくあること(その12):時差を意識する

時差を意識する

日本国内だけで仕事しているときには時差を意識することはありませんが、他の国の担当者と仕事をする場合は時差を意識することになります。つまり、各国の勤務時間が時差によりずれているので、それを考慮して仕事をする必要があります。何か連絡をする場合で特に急ぐ必要のないときは時差を気にする必要はありませんが、緊急などですぐに回答が必要な場合は彼らの現地時間で今何時なのかを確認します。

例えば、以前私が社内システムの担当をしていた時はシドニーにあるデータセンターでシステムを稼働していたので、そちらの担当者に連絡をする場合は午後4時までに連絡をしないとその日中に連絡がつかないことがありました。なぜなら、シドニーとは2時間の時差があり日本時間で午後4時は彼らの現地時間で午後6時なので、担当者がすでに退社していることがあったからです。

また、ヨーロッパの国と電話やテレビ会議をする場合は通常は日本時間の夕方から開始することになります。例えばスイス本部が各国と会議をする場合は、会議を2回に分けて日本を含めたアジアや中東の国々とは彼らの現地時間で早朝に行い、南北アメリカの国々とは夕方に行うことですべての国々と会議を行います。

このように全世界で見れば24時間どこかの国で必ず働いていますので、アジア・ヨーロッパ・アメリカの順番で8時間ごとに仕事を回していけば、24時間サポートの仕事などができることになりますね。

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