ITマインド徒然草、徒然なるままにITのよしなし事を(第2段):ITマインドが必要だ!

ITマインドが必要だ!

これからの時代はITが必要というか、ITを活用することが必須の社会になっています。

そのような社会でITを活用していくためには、IT的な思考、それを私はITマインドと呼ぼうと考えていますが、そのITマインドを身につけることが必要になってくるのではないかと考えています。

例えば、子供の頃からインターネットに触れて育った若い世代であれば、ITに対して抵抗がないでしょうし、IT機器も問題なく使えると思います。しかし、そのようないわゆるITリテラシーだけでは、ITテクノロジーを使ったコンピュータやシステムを操作するための知識などで留まってしまうと思います。

ITが進化してくると、実際にそのシステムの中では、どんな処理が行われているのかよくわからなくなってきて、つまりブラックボックス化してきて、システムの仕組みをほとんど意識することはないと思います。通常、仕事や生活をする上では、それでも全く支障はないと思いますが、もし、ITを活用して何か新しいことをしたいのであれば、少なくともITでどんな事ができるか想像できる力が必要だと思います。

つまり、ITマインドを身につければ、どこにあるデータがどんなふうに処理されるかを常に意識して物事を考えることができるようになります。そうなると、どのようにITを使えばよいかわかるはずですから、業務をどのようにIT化できるかわかるようになります。また、どんな業務にITを使って、どんな業務にITを使うべきでないか判断できるようにもなります。

そして、ITマインドの根幹にもなるプログラミング基礎であるアルゴリズムを理解できると、何をIT化できるか判断できるようになります。つまり、アルゴリズムが適用できることとできないことの区別ができるようになります。そこから考えが進むと、社会でIT化が進むと、将来どのようなことが起こるかもある程度予測できるようになると思います。

例えば具体的な効果としては、自分が考えたIT化を実現するために、ITベンダーに依頼をする場合では、彼らにどのような依頼をすればよいか分かります。また、なにか仕事をする場合でも、頼まれていないことでも気を利かして、ITを活用して付加価値をつけて実行できるようになると思います。

このように、ITマインドを習得しておくと、今後の社会でより生活しやすい、またビジネスをよりやりやすいと考えています。

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