ITプロジェクトあるある、IT関連のプロジェクトでよくあること(その12):プロジェクトの成否は?

プロジェクトの成否は?

プロジェクトの成否、つまりプロジェクトが成功してうまくいったのか、それとも失敗だったのかを判断するのは容易ではないと思います。

ITプロジェクトの場合は、プロジェクトで開発したシステムがカットオーバーできれば、往々にして成功したと思われがちですが、そんな単純なことではありません。そもそもプロジェクトを立ち上げたときの目的を考慮すれば、システムのカットオーバー自体が目的ではなく、そのシステムを運用して想定されたベネフィットが得られて、初めて成功と言えると思います。そういう意味では、プロジェクトの成否は運用後の状況で判断されるべきといえます。つまり、カットオーバーしたあとの運用がうまくいかないと、プロジェクトを立ち上げた意味がないのです。

しかしながら、システムのカットオーバーが成功すると、それだけでプロジェクト自体が過大評価される傾向にあります。私の経験では、実際にシステムはなんとかカットオーバーしたので、その時点ではお祝いムードだったのが、その後にシステムの不具合や想定外の動作が発生して、業務に混乱をきたしたことがあります。

プロジェクトの成否は、システム開発が完了してしばらくシステムを運用してから、きっちりと評価をする必要がありますね。

プロジェクト関係者または周りでのあるある話

(A):「先日プロジェクトで開発していたシステムがカットオーバーされて、プロジェクトチームの周辺はお祝いムードだな。」

(B):「プロジェクトチームメンバーの去就がいろいろと噂されていて、早くも栄転かと思われる異動もあるようだぞ。」

(A):「そうなのか。でも未だにシステムが安定していないみたいで、業務に支障をきたすこともいくつか報告されているぞ。」

(B):「プロジェクトの本当の評価は、システムを運用して然るべき成果が出てからだと思うけど、プロジェクトの場合はなかなかそこまできっちり評価されることはあまりないよな。」

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