ECシステムあるある、Eコマースシステムの開発・運用でよくあること(その10):Eコマースシステムのシステム変更は一大事

Eコマースシステムのシステム変更は一大事

Eコマースシステムに対して、大幅なシステム変更をする場合は大変です。

システムに新しい機能を追加したり、既存の機能を変更したりするだけでも、もちろん大変ですが、何らかのパッケージソフトウェアをベースにシステムが構築されていて、そのパッケージソフトウェアのアップグレードをする場合は特に大変です。

パッケージソフトウェアを使用せずに、自社で一から開発しているシステムであれば、全てのプログラムの仕様や動作が把握できていますが、パッケージソフトウェアの場合は、どうしてもブラックボックス化している部分があり、全てのプログラムの把握ができません。そのために、パッケージソフトウェアをアップグレードする場合はより慎重なシステム変更が要求されるので、担当者としては、アップグレード当日はできる限り時間をかけて作業をしたいと考えます。ところが、Eコマースシステムは基本的に24時間365日の運用なので、アップグレードのためであってもシステムダウンはどうしても制限されることになります。

とにかく、Eコマースシステムのシステム変更やシステム切り替えは一大事ですね。

ECシステム関係者または周りでのあるある話

(A):「今週末に、うちのEコマースシステムをアップグレードするようだけど、大丈夫かな。」

(B):「先週末に、一度アップグレードを試みたらしいけど、想定外の問題が起きて途中でアップグレード作業をキャンセルして、元のシステムに戻したと聞いたよ。」

(A):「簡単にはアップグレードはできないのかな。アップグレード作業をするために、Eコマースシステムが長時間停止するのも良くないし、アップグレードした後に何か問題が起こるのも困るよな。」

(B):「ああ、それはできるだけ短い時間でアップグレード作業ができるように段取りしているし、アップグレードした後は特別なサポート体制で望むようなので、万一何か問題があっても迅速に対応してくれると思うよ。」

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